地震がつなぐ絆

北京大来創傑諮詢有限公司は、設立当初より一貫して日中交流活動に力を注ぎ、日中両国間における言語や文化交流の架け橋となれるよう努力してきました。また、様々な社会活動に積極的に参加することによって、ささやかながらも社会に貢献し、私たちの真心を届けることができればと考えています。

 

昨年3月に発生したマグニチュード9という巨大地震は、日本列島を揺るがし、巨大津波が東北地方の太平洋沿岸を一瞬にして飲み込みました。また、福島の原子力発電所では放射能漏れ事故が発生するなど、地震後にも大きな爪痕を残しています。しかし、「3・11」東日本大震災という未曾有の自然災害を機に、私たち一人一人の心はつながり、いつしか大きな絆となりました。私たち大来の従業員、そして通訳、翻訳者も皆JICA中国事務所を通じて日本赤十字会に思いを届け、被災者に激励の言葉を送りました。

 

「3・11」大震災からすでに1年以上経過しましたが、廃墟と化したままの街がいまだ見受けられ、放射能汚染の除去や復興という課題が重くのしかかっています。日本が経験した地震、津波、放射能漏れに関する情報や教訓を客観的に伝えて共有するため、そして、地震を経験することが少ない中国のネットユーザーに自然災害がもたらす被害の実情や復興への歩みなどを伝えるために、日中間の交流をより盛んにする土壌を育てること・・・この構想のもと、ある日本の友人が2012年4月に「Pray for Japan 0311」というマイクロブログ(http://www.weibo.com/u/2676020241)を開設しました。このマイクロブログ上で、日本の生の報道内容を伝えることにより、日本国内の偽りのない情報を様々な角度から中国のネットユーザーに伝えようとしています。

 

北京大来はこの友人の誘いを受け、マイクロブログの更新作業の効率化を図るために、報道内容の中国語への翻訳を担当するなど、積極的に本活動に参加しています。このような活動を通して、より多くの方々に関心を持ってもらい、日中間における情報交流のお手伝いができればと考えています。本活動では、翻訳、通訳者の皆様から率先して「報酬がなくてもやります!」と名乗り出ていただくなど、力強いサポートをいただいたうえ、積極的に宣伝活動まで行っていただきました。ここで、心から感謝の思いを伝えたいと思います。このような日中をつなぐ皆の努力が、これからもこのような活動を続けてくれるのだろうと信じています。

 

 

 

 




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